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兵庫県三木市の「オートパッション」さん!
2011年09月13日
MJが直接お店へお伺いし、勝手に「認定ショップ」に認定するコーナー。今回は兵庫県三木市にある「オートパッション」さんをご紹介します!
「オートパッション」さんは三木市志染町にお店があります。ご存知の方も多いと思いますが、いわゆるノスタルジックカーと呼ばれる旧車のレストア、カスタムを中心に軽自動車から最新のマシンのチューニングまで、お任せのショップさんです!

早速ですが、全国約15万人の旧車ファンの皆様、お待たせしました!ご覧ください、この垂涎のステッカー!
「有鉛」ステッカーです!!!「無鉛」の水色ではなくその存在をアピールする赤ですよ!赤!こういうところに男のマロン…もとい、ロマンを感じます。
さてこの「有鉛」ステッカーの貼られているマシンは…。

そうです!KPGC10ですー!めちゃくちゃテンションが上がってしまいました…。「オートパッション」代表の今栄社長へのご挨拶もそこそこに。写真をパシャパシャとパパラッチ。この日ちょうど依頼していたパーツのメッキ加工が終了した為、その取り付けに姿を現したハコスカ。4ドアも渋いですが、やっぱりクーペタイプもカッコイイ!!!若干取り乱してしまいました…。このハコも実はもうギリギリ原型をとどめていたというくらいの状態から、ここまでレストアされたそうなんです。その片鱗がこちら。

このパーツ、何処だかわかりますか?これはリアのトランクのキャッチャー部分、テールランプとナンバープレートが取り付けられるあの一番後ろの部分なんです!部品の下の部分をご覧ください。もうサビサビです。これをボディから引きはがし、型取りをしてFRP成形でパーツを復元しているんです!
スゴっ!!

見事に復元された、リア部分。FRPとは思えません…。

取り付けを待つ、帰って来たばかりのパーツたち。いよいよ作業完了も近いようです。この復元で大体1年くらいかかったそうです。このマシンだけにかかりっきりであれば2、3か月で作業は完了するのですが、合間にも並行してほかの依頼があるため掛かり切りというわけにはいきません。作業場もリフトから工具まできっちりと揃い、作業受入れ体制はバッチリです。
この作業場の骨組みの溶接も今栄社長自らがされたとか。

旧車のレストア作業を仕事の中心にされているオートパッションさん。昔はバニング系の車からVIP系、外車系チューニングドレスアップを手掛けておられました。作り上げたマシンも数知れず。雑誌の賞も次々と獲得されたこともあり、それらの時代を経てノスタルジック系、「旧車レストア」の道へ入られたそうです。しかしレストアが必要な旧車はその希少性から市場価格もほぼ言い値になります。人気・不人気車種にも大きく左右されますが、年式や状態にかかわらず100万円以上の金額が付くこともザラにあります。
そこから「レストア」をして発売当時の状態に復元する、そしてその雰囲気を楽しむのが醍醐味です。しかし車両本体に100万円、レストアにもそれと同等以上の費用が掛かることも多く、なかなかそこまでお金をかけて作業を依頼されるお客さんは残念ながら徐々に減っているそうです。お客さんの傾向で言えば40代50代の方が増え、なかでもなぜか日産車のレストアが多いそうです。トヨタの旧車は…とお聞きすると「最近の記憶にないなぁ…」とのこと。旧車人口が減ったとはいえ、旧車を楽しむお客さん同士の繋がりの輪が素晴らしく、パーツ情報やメンテナンス情報などの独自のネットワークもあるそうで、最近は減ったそうですが色々なイベントなどで皆さん交流しておられるそうです。

続いてはこちらのボディだけの写真をご覧ください。ご存じ「ローレルSGX」。この状態ですでに「売約済み」だそうで…。年内には納車しないといけないそうです。始めにご覧いただいた「ハコスカ」。雑誌に掲載されるくらいの素晴らしい出来ですが、実は車両預かり時にはこのローレルと同じような姿だったそうです。ボディはサビサビ。原型をとどめていない部品や部位が何か所にも及びます。溶接したり補強したり作り直したりは当たり前。「作業を換算したら絶対レストアなんて割に合わない仕事だよ」と笑顔で話す今栄社長。真剣にレストアに向き合った男の言葉…深いです。
レストアという作業には「マニュアル」というものがありません。レストアと言う単語を日本語に直すと修復とか復元という言葉になります。レストアとはまさにその時代の姿へ復元するものであり、技術と経験と知識が高度に要求される作業です。整備士の資格があるからといって、一朝一夕でできる仕事ではありません。マニュアルがないため、今栄さんは依頼されたクルマの状態や傷み具合によって状況を判断し、臨機応変に作業を進めます。皆さん、レストアは技術と経験に加え、根気と熱意が要求される仕事なんです。

最近では写真のような軽自動車のカスタムも始められたそうです。「リアアクスルキャンバー」と呼ばれる、後輪を「ハの字」にする流行のカスタムも手掛けています。

Kカーのカスタムは一気に年齢層が下がり、20代前後の若い世代の人も楽しめるカスタム。時代の流れと共にひと昔のような「やたらとデカいエアロ」の取り付けなども減り、車体を軽くして車高をできるだけ低く見せるというスタイルに変遷して行っているそうです。

色々な時代に合わせたカスタムやチューニングを一通りこなしてこられた今栄さん。「ホントはこんな最新のクルマのカスタムもどんどんやりたいんだけどねー」とNISMOパーツで武装されたZ34クーペを眺めながらそうつぶやきます。独立されてから20年以上、この地で会社を始めて19年経ちました。これからもオートパッションさんはレストアと最新の新しいスタイルに合わせたカスタムを発信し続けられます。今栄社長、取材のご協力ありがとうございました!!

【オートパッション】
〒673-0506
兵庫県三木市志染町四合谷338番地
TEL:0794-87-1214
営業時間:9:00~19:00
定休日:年中無休
HP:http://www.eonet.ne.jp/~autopassion/

息子さんも自動車専門学校を卒業し、しばらく会社へ勤められていたそうですがこの度ショップを手伝うことになったそうです。まさに技術を一子相伝で仕込んでいる最中だとか。「普通のクルマを整備するのと全然違うからね」と今栄さん。戸惑いながらも息子さんも日々作業を手伝っておられるそうです。頑張って立派な2代目になられることと思います!
「オートパッション」さんは三木市志染町にお店があります。ご存知の方も多いと思いますが、いわゆるノスタルジックカーと呼ばれる旧車のレストア、カスタムを中心に軽自動車から最新のマシンのチューニングまで、お任せのショップさんです!
早速ですが、全国約15万人の旧車ファンの皆様、お待たせしました!ご覧ください、この垂涎のステッカー!
「有鉛」ステッカーです!!!「無鉛」の水色ではなくその存在をアピールする赤ですよ!赤!こういうところに男の
さてこの「有鉛」ステッカーの貼られているマシンは…。
そうです!KPGC10ですー!めちゃくちゃテンションが上がってしまいました…。「オートパッション」代表の今栄社長へのご挨拶もそこそこに。写真をパシャパシャとパパラッチ。この日ちょうど依頼していたパーツのメッキ加工が終了した為、その取り付けに姿を現したハコスカ。4ドアも渋いですが、やっぱりクーペタイプもカッコイイ!!!若干取り乱してしまいました…。このハコも実はもうギリギリ原型をとどめていたというくらいの状態から、ここまでレストアされたそうなんです。その片鱗がこちら。
このパーツ、何処だかわかりますか?これはリアのトランクのキャッチャー部分、テールランプとナンバープレートが取り付けられるあの一番後ろの部分なんです!部品の下の部分をご覧ください。もうサビサビです。これをボディから引きはがし、型取りをしてFRP成形でパーツを復元しているんです!
スゴっ!!
見事に復元された、リア部分。FRPとは思えません…。
取り付けを待つ、帰って来たばかりのパーツたち。いよいよ作業完了も近いようです。この復元で大体1年くらいかかったそうです。このマシンだけにかかりっきりであれば2、3か月で作業は完了するのですが、合間にも並行してほかの依頼があるため掛かり切りというわけにはいきません。作業場もリフトから工具まできっちりと揃い、作業受入れ体制はバッチリです。
旧車のレストア作業を仕事の中心にされているオートパッションさん。昔はバニング系の車からVIP系、外車系チューニングドレスアップを手掛けておられました。作り上げたマシンも数知れず。雑誌の賞も次々と獲得されたこともあり、それらの時代を経てノスタルジック系、「旧車レストア」の道へ入られたそうです。しかしレストアが必要な旧車はその希少性から市場価格もほぼ言い値になります。人気・不人気車種にも大きく左右されますが、年式や状態にかかわらず100万円以上の金額が付くこともザラにあります。
そこから「レストア」をして発売当時の状態に復元する、そしてその雰囲気を楽しむのが醍醐味です。しかし車両本体に100万円、レストアにもそれと同等以上の費用が掛かることも多く、なかなかそこまでお金をかけて作業を依頼されるお客さんは残念ながら徐々に減っているそうです。お客さんの傾向で言えば40代50代の方が増え、なかでもなぜか日産車のレストアが多いそうです。トヨタの旧車は…とお聞きすると「最近の記憶にないなぁ…」とのこと。旧車人口が減ったとはいえ、旧車を楽しむお客さん同士の繋がりの輪が素晴らしく、パーツ情報やメンテナンス情報などの独自のネットワークもあるそうで、最近は減ったそうですが色々なイベントなどで皆さん交流しておられるそうです。
続いてはこちらのボディだけの写真をご覧ください。ご存じ「ローレルSGX」。この状態ですでに「売約済み」だそうで…。年内には納車しないといけないそうです。始めにご覧いただいた「ハコスカ」。雑誌に掲載されるくらいの素晴らしい出来ですが、実は車両預かり時にはこのローレルと同じような姿だったそうです。ボディはサビサビ。原型をとどめていない部品や部位が何か所にも及びます。溶接したり補強したり作り直したりは当たり前。「作業を換算したら絶対レストアなんて割に合わない仕事だよ」と笑顔で話す今栄社長。真剣にレストアに向き合った男の言葉…深いです。
レストアという作業には「マニュアル」というものがありません。レストアと言う単語を日本語に直すと修復とか復元という言葉になります。レストアとはまさにその時代の姿へ復元するものであり、技術と経験と知識が高度に要求される作業です。整備士の資格があるからといって、一朝一夕でできる仕事ではありません。マニュアルがないため、今栄さんは依頼されたクルマの状態や傷み具合によって状況を判断し、臨機応変に作業を進めます。皆さん、レストアは技術と経験に加え、根気と熱意が要求される仕事なんです。
最近では写真のような軽自動車のカスタムも始められたそうです。「リアアクスルキャンバー」と呼ばれる、後輪を「ハの字」にする流行のカスタムも手掛けています。
Kカーのカスタムは一気に年齢層が下がり、20代前後の若い世代の人も楽しめるカスタム。時代の流れと共にひと昔のような「やたらとデカいエアロ」の取り付けなども減り、車体を軽くして車高をできるだけ低く見せるというスタイルに変遷して行っているそうです。
色々な時代に合わせたカスタムやチューニングを一通りこなしてこられた今栄さん。「ホントはこんな最新のクルマのカスタムもどんどんやりたいんだけどねー」とNISMOパーツで武装されたZ34クーペを眺めながらそうつぶやきます。独立されてから20年以上、この地で会社を始めて19年経ちました。これからもオートパッションさんはレストアと最新の新しいスタイルに合わせたカスタムを発信し続けられます。今栄社長、取材のご協力ありがとうございました!!
【オートパッション】
〒673-0506
兵庫県三木市志染町四合谷338番地
TEL:0794-87-1214
営業時間:9:00~19:00
定休日:年中無休
HP:http://www.eonet.ne.jp/~autopassion/
息子さんも自動車専門学校を卒業し、しばらく会社へ勤められていたそうですがこの度ショップを手伝うことになったそうです。まさに技術を一子相伝で仕込んでいる最中だとか。「普通のクルマを整備するのと全然違うからね」と今栄さん。戸惑いながらも息子さんも日々作業を手伝っておられるそうです。頑張って立派な2代目になられることと思います!
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